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  • 2017.09.24 Sunday
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世界歴史都市会議 〜 奈良市長、京都市長、慶州市長!

 10月14日世界歴史会議が終り、一般で参加したわけであるが今なおその興奮が続いている。
会議全般を纏めるのは難しい。

今回初めて一般で参加したわけであるが各国市長の話を聞いて分かりにくいところが多かった
それに通訳がつくともうひとつ理解が困難であった。

全体として自分なりに感じた事を記す。

司会者より歴史都市を論ずる目的について次のとおり説明があった。
 ・ 経済面、即ち観光都市をどう進めていくか。
 ・ アイデンティティの確立 〜 進行しつつあるグローバリゼーションへの対応。
 ・ 環境、エコロジーへの問題解決
 ・ 会議を通じて国際交流に広げていく。

<会議開催で感じたこと>
 ,海硫餤弔僚斗彑が更に高まり、今後益々多くの世界都市が参加することになった。
  閉会に於いて、2年後の(2012年)開催はベトナムのフエに決定した。
  ベトナムの野心が窺える。

  それに新たにフランス、トルコ、ウクライナ、グルジュア等5カ国の中の新しい都市が
  参加することになった。

  それだけこの会議の意義が世界各都市に浸透しょうとしている現れであり、各都市は
  世界の流れに乗り遅れまいとしている感がする。

◆〔榲達成のために大事なことは住民の理解を得て推進することである。
  その為には住民と情報を共有することが大事。何が大事か時間をかけて住民を説得
  することである。
   
    観光客に関し、韓国・慶州では貴族の村「ヤンドン」を世界遺産に8月20日登録した
  途端に観光客が1日300人が1000人に、休日は1000人が10000人になって、
  トイレ等インフラの整備が大変であったという話が出た。

 「ユースフォーラム」は高校生の発表で実に新鮮であった。
  主張の中で若者の新鮮な目、意見を聞く事が出来て良かった。
  彼らは先ず自分の町の事をもっと良く知りたいと思っていることである。
  
  歴史的になぜそれが重要で、必要なのかということを理解することが大事である。
  大人に対し必要な情報を共有するため教えて欲しいと思っている。
   
   大人と子供が1つになってその町の発展のために考えたいという意識がある。
  そのことはその地域の伝統文化、行事に参画し、ひいては近い将来は自分らが主役に
  なるということの認識が感じられた。
   
ぁ)櫃辰討錣町の事を考えた場合、地区的には大阪へのベッドタウンであるが大量退職
  の時代である。町は高齢化し、若者の数は減少し、更に仕事がない。働ける産業が
  育っていないという現実がある。当然地元に残って働く若者はいなくなる。
  このままいけば法人税はもとより個人の税収は期待できず町は益々疲弊するしかない。

ァ,気董∈2鵑硫餤弔任老捗や今なおゴールドラッシュで潤うオーストラリア・バララット
  市のように勢いのある話も多かった。
  世界どこもここも不況ではないのである。特徴を活かした取組みが大事であることを
  再認識した。

   とにかく魅力ある町作りをし人口減少をつなぎとめなければならない。その対策を市・
  町を上げて取組まなければならないのである。でなければ沈没だけである。
  
  その面で日本の現実はどこも厳しい。 
  だれの責任でもない、そこに住む住人1人1人にかかってくることである。
   市長、町長は選挙で負ければいなくなるし、責任はいつの間にか忘れ去られる。

Α,修海撚燭鬚垢戮か。そこに住む人々の叡智を集めることである。目的に向けて
   結集することである。
   新しい斬新なアイデアを引き出すのである。
    
   京都市では住民の意見を聞く多種多様な諮問委員会を作っている。
   あれもこれもである。貪欲である。
  
   市長が市民を巻き込み目標を定め共に行動している。
   トップのリーダーシップと住民の参画が不可欠なのである。
   
А_餤弔和臺冤意義な参加できて良かったと思う。
   会の運営も非常に素晴らしかった。
   欲を言えば、一般参加者数が少ない。広い沢山ある席はバラバラだった。
   各地行政も担当者等をもっと動員すべきでなかったかと思う。

   仲川奈良市長、門川京都市長、慶州市長、バララット(オーストラリア)市長
   イスファハン(イラン)市長の話は非常に興味深かった。

   感謝を申し上げます。
   
(了)

奈良 「燈花会」(とうかえ)

 奈良市長が開催中の世界歴史都市会議の中で奈良で行われている「燈花会」を紹介した。
奈良に住みながら始めて聞く話である。

紹介によると、「燈花会」は

例年8月に観光客が落ち込むことからその対策としてスタートしたという。
1999年にはじまり、毎年8月の10日間、奈良市内各地でろうそくの火をつけて町を明るくする。それが綺麗・幻想的であり、それを見るため観光客が増加しているという。

この時期、毎年70万人が来る(増加)という。
運営はNPO法人150人で行われ、ボランティア4000名が動員されるという。

これに対して行政も資金等様々な側面で支援しており、観光価値を高めた成功例であり年々大きくなっているとのことである。効果的な観光戦略といえる。

この話を家内にした。するとここ平群町でも8月に「竹明りの集い?」があるという。この時は町内で斜めにカットした竹を立ててその中に蝋燭を入れ火をともすイヴェントをやっていて老若男女が集い火を灯している。

始めて聞いた話である。奈良人の奈良知らずならぬ、平群人の平群知らずである。

そういえばインドの正月行事「デワリ」(11月頃)を思い出した。この時は各家庭は家の周りを明るく蝋燭を建て花火を楽しむ、街中に爆竹が鳴り響く。大変大がかりで隣近所で御馳走をよんだり呼ばれたりしたものである。心躍る一時であった。

仕事をしていた時は全く気付かず、見えなかったことが少しづつ見えてくのである。

(了)

第13回世界歴史都市会議 あっぱれ!京都市長

 今日は最終日。「歴史市長シンポジウム」が開催された。
「テーマは歴史都市の価値を高める観光」である。
奈良市長の司会(コーディネーター)で行われた。中々上手でセンスが良い。

パネリストはオーストラリアのバララット市長、韓国・慶州観光局長、イラン・イスファハン市長、門川京都市長の4人である。

この中で京都市長の取組みはさすが世界歴史都市連盟の会長だけあってか際立っていた。質問に対する説明も簡潔で分かりやすい。みんなが知りたい事を適格に答えてくれる。

日本に観光大臣があるなら是非、菅総理に推薦したい。365日羽織袴を着ているという。
2年前から京都市長。本日、世界歴史都市連盟会長に再選された。会全体を完全に取り仕切り、引張っている。市長の考え、アイディアがそのまま反映されている。

<以下は司会者の質問形式での京都市長の答えた内容>

京都市は1200年間にわたり都市として繁栄してきた。市の中央には清流・加茂川が流れており、アユが泳いでいる。
1000年前は人口20万人の都市でそれは世界で5番目であった。(どうして調べたのか?いずれにせよ凄い話である)現在147万人。
伝統産業、物作りのベンチャー企業があり、37ある京都の大学には14万人の学生が学んでいる
大学生の町でもある。

一方、伝統と文化の観光都市である。
国宝の20%があり、14の世界遺産、2000の社寺がある。


75%が森で神社も寺院も木造である。地球温暖化の中で木の文化を大切にしている。
観光客が年間5000万人くる。(ちょっと信じられない数である)
Do you Kyouto? 〜  京都が動詞になり、欧米では環境に良い事していますか?の意味で通っている。

使用済みのてんぷら油を回収してバイオディーゼル油等として活用したり市民ぐるみでごみを減らす運動をやっている。京都市は大都市の中で市民一人当たりだすゴミが一番少ない。
温室効果ガス10%削減条例を作った。
都市に住む人間が明確な目標を持ち国家間の軋轢を超えて大きな力を発揮していると言える。

京都議定書誕生の地でもある。

観光客は今なお、どんどん増えている。これからは観光客の人数は必要ではなく、クレームが無い町 〜 クレーム0作戦を目指して都市としての質を高めるように努めている。

市は特に景観の問題を重視し対策を取っている。

〇 10年前から建物の高さは45メートルは31メートル以下に、31メートルは15メートル
 以下に決めた。立て直すときは半分にする。それは小さな東京にはしない。
 屋根の色彩、デザインも規制している。

〇 屋外広告物〜7年間の猶予はあるが屋上の看板は禁止。寺や神社の眺望を阻害する
  建物は禁止。30年40年後にはもっと美しい町になる。

〇 京町屋を守る。木造を作る。
〇 伝統産業の活性化を図り和の文化を大事にする。
  東京の青山に着物屋や東京ガールズコレクションに出店する。値段は高くても本物を
  目指す。

〇 子供達にジュニア学部検定を行い、子供の時から京都の事をよく知るようにする。
〇 舞妓さんが最近元気である。現在100人位いる。彼女等は2〜300年前と同じ生活をして
   いて、お茶、お花、踊り、三味線の訓練をやっている。 

〇 観光の弊害となる交通渋滞をなくすため、歩く町、歩いて楽しい総合交通戦略を昨年
  からスタートした。
〇 河原町通りに3分間隔でバスを走らせている。マイカーをやめさせるためである。
 京都市民が率先して脱車社会を目指している。観光環境のモデル都市としてやっていきたい。

〇 観光客からも意見を聞いて電気バスの社会実験スタートする。

京都は物造りの町である。(先端技術も含めたものである。)
精神文化、もの造り、物語作りも紫式部、鴨長明、茶道・華道も1000年の歴史を持って息
ついている。漫画、アニメ、映画、音楽の精神文明も進んでいる。

1000年以上続く西陣織は世界最高と言われるが能(世界遺産)を舞う時のその衣裳を織り
続けている。京料理を食べる際の器、生け花、石、植木まで精神性がみられる。

人づくり、匠の技の芸術性、宗教は奥深くまさに本物である。

京都を訪れる5000万人の観光客の70%は5回以上来ている。何回も来たくなる街である。
しかし、問題は観光客が税収入に必ずしもつながっていないことである。
その面で国家政策として支援するように国の取り組みが必要である
。     

<感想>
京都市長は何事も歯切れよく非常に分かりやすく話された。
トップとしてあれもこれもと、やるべきことを徹底して行っている。
仕事の力量もありそうで話しが分かりやすいので京都市民からの評価、信頼は厚いと思う。
それにしても人材である。

会議が終わって帰ろうとしたら開館の外で主催の女性にアンケートを求められた。
その中で奈良市長を称え、更に京都市長の事を書いたら、「ありがとうございます」という。
聞いたら京都から応援に来ているという。自分の市長を褒められて嬉しかったのであろうか。

家に帰りNHKを見ていたら会議の模様が映しだされ、ホストの奈良市長がインタビユーに答えていた。
とにかく3日間良い勉強をさせてもらった。スタッフの皆さんの対応も良く心から感謝いたします。
色んな話がありましたのでもう少し報告します。


参加者が整列


会場では参加国の子供達の絵画展をやっていました。 入選作です。



友禅流し かたやまさんの作品 
一般参加者も1票ありましたので私はこの絵を推薦しました。  (了)

第12回世界歴史都市会議 金沢市副市長

世界歴史都市会議の中で「歴史を活かした特徴あるまちづくり」と題し、金沢市森副市長から大変に貴重な講演がありましたのでご参考に紹介します。

(講演要旨)
金沢は日本列島の中央に位置している45万の中核都市である。金沢城を中心に2つの川に囲まれている。城下町である。
 
町は金沢城、兼六園、糟糠掘り、茶屋街、旧武士街、旧町民街がそのまま残されている。伝統文化として加賀鳶、茶文化、能楽、金箔等が有名である。
 
金箔は日本の99%を生産しており、質が高く仏壇等にも使用されている。加賀友禅は有名で人間国宝作品にも使われている。
 
1968年、伝統的環境保全条例を全国で初めて作り、その中で歴史町並保全の努めている。まちづくりのルールを作りまちつくり協定を締結し、自動販売機を無くし、土産物屋には地元の品物に限り販売することとした。
 
人材の育成では卯辰山工芸工房と金沢職人大学校を開校。また加賀友禅技術の育成・振興を図っている。子供塾を作り「金沢しぐさ」の発見に努め指導している。
 *例えばお客を迎える場合の玄関先への「うち水」はこちらの伝統文化である。
 
「手仕事の町金沢」を発信している。クラフトの新製品の開発にも努め、ドイツのグラスに九谷焼に加賀友禅を使う等取組んでいる。
 2011年に地元の仏教学者・思想家「鈴木大拙館」を開館する。市の品格の高揚をはかる。市民と協同で小さくとも独特の輝きを持ちたい!

<感想>
話しを聞いていて素晴らしいと思った。旧武士街、町民街、茶屋街にも行ってみたいものである。
しかし聞いたメモをこうして文章にすると忘れていてわずかしかない。知恵を出し特徴を出しながら進めている。また後継者育成にも積極的に取組んでいるのが伺われた。
 
(了)

第12回世界歴史都市会議 〜 奈良市長

 第12回世界歴史都市会議が奈良100年開館で行われている。
2日目の今日(13日)は「歴史を活かした特徴ある町づくり」と題し韓国慶州、韓国扶余、中国西安、金沢市、奈良市、USAボストン、イギリス・ノーリッジの各都市代表がそれぞれ15分ずつ発表を行った。

各都市のトップはそれぞれ特徴を出して報告した。
仲川奈良市長の講演は堂々としていて素晴らしかった。奈良県人として感動した!

(講演要旨)
奈良市は112年前にスタートし、当時人口は30,000人であった。
1950年代に大阪、京都からのサラリーマンのベッドタウンとして人口が増加した。
1955年には10万人へ。

人口増加は1980年代まで続き、その後は減少する。奈良市の出生率は1.12人。
2000年に37万人となり以後は減少していく。
大企業が少なく45%が個人の住民税に頼っている。その為、税収は人口維持・増加が大事である。

1000年以上続く社寺、春日山、奈良公園には鹿がいる。
ここは町全体が博物館と言われる程である。しかし市民はそれを普通のことと思い、素晴らしいとの意識が薄い。

恵まれているとの自覚を持つことで誇りを取り戻すことが必要である。
歴史を凍結・保存でなく生きた文化遺産として後世へ伝えていくことが大事である。
そしてここに生活することに誇りを持ち続けるようにしたい。

行政として必要な仕掛けは子供たちへの教育が大事で力を入れている。
世界遺産、地域の遺産、素晴らしい伝統文化が残されているが育てるのは自分自身であるということを教えている。

それで奈良市では幼稚園から高校まで世界遺産学習に取り組んでいる。
東大寺の大仏について建立までの経緯を含めて詳しく教えるようにしている。

奈良公園には鹿が1200頭いる。誰かが飼育しているわけではない。野生である。
これは世界でも珍しい事であること。
こういうことに感動し誇りを持つ教育が大事である。


<感想>
市長の云われる通りである。
奈良公園の鹿は温厚でまさに神の使いだといつも感じる。そしてその優しい表情が大好きである。
釈迦が初説法したインド・サルナートの鹿野苑(ろくやおん)そのものである。
仏にも神の道にもゆかり深い鹿である。

観光客にも守られて鹿はのびのびと自由に公園内を歩いている。実に優雅である。
市長が美術館と言うのは良く分かる。


奈良市長



奈良公園の鹿

奈良で 世界歴史都市会議を開催中!(12〜14日)

不景気である。先が見えない中で日本が、各自治体が注目しているのはいわゆる観光資源である。要は如何に観光客を呼び込むかである。

中国から、韓国から、台湾からビザが緩和され日本にきて観光、買物を楽しんでいる。それに皆金を持っていて欲しいものには目が無いようである。

最近の報道では北海道では中国からの旅行者は中国の免許で運転可能にするという。他の県もそれに追随する様な報道振りである。これにはびっくりした。中国は世界の運転の協定(ウイーン条約)にも加盟していないはずである。

それに人よりも車優先の国である。どれくらい危険か、事故が起こった場合どう対処するのだろうか?だれが責任を取るのだろうか?まさに日本は中国人観光客を呼び込むためになりふり構わない状態になてきている。


さてそれはさておき10月12日〜14日まで奈良で 第12回世界歴史都市会議が開催されていて参加している。サブタイトルは「歴史都市の継承と創造的再生」である。歴史遺産をそのまま残し、
更に発展させようというものである。目指すところは観光客の誘致である。

この会議には55カ国86都市代表が一堂に会し情報交換、共同研究を行っている。2年毎に開催され今回の奈良開催が12回目になる。奈良の各自治体も参加していた。

一般参加であったが主催の扱いは良く楽しめる。
それでも一般参加席は空席ばかりで、こんな素晴らしい会議にはもっともっと参加すべきであろう。
ま、平日だしみんな忙しいのであろう。

会長は第1回目を開催した京都市長。最初の挨拶を行った。羽織袴で一層目を引いた。
会議は23年になるが参加希望都市は年々増加しているという。

次いで奈良市長がシルクロードの東の終着駅「奈良」は鹿がいて町全体が美術館、先人たちのたゆまぬ努力によって作られたこの美しい町をどのように創造し再生していくか・・・と。
若い市長は見栄えもするし挨拶も良かった。

奈良県知事の挨拶も良かったし、奈良は1300年祭の各行事でもすっかり味を出して燃えている。

松浦・前ユネスコ事務局長が
「世界遺産の認定基準・それに必要な条件等について」基調講演した。英語でやったのが良かった。何よりも外国のゲストが正しく理解できたと思う。◎である。

その中で
「これまで世界遺産の認定基準はオリジナルを守る事を重視してきた。
そして一旦登録すると変更して欲しくないという考えがあるがオリジナルは守りながらダイナミックにやる(変更)と言うことが大事で、そのため将来に伝えていくための想像的再生が大事である・・・」
(大体の概要)

それにしても世界遺産は奈良に9つ、なんと京都は17あるという。京都と奈良は観光地として非常に恵まれているといえよう。奈良は200年余り日本の最初の首都であり、京都は1200年の長きにわたって首都であったその重みであろう。(世界遺産は日本に42と思われる)

この会議の意義は極めて大きいと思う。
観光客はどうしても文化財、国宝、世界遺産に集まってくるのだから。

その後、能公演があった。金春康之師他による。
じっくり能を見る機会は少ないが、静寂の中の舞に見入ってしまった。笙の音とポンポンと響く鼓の音、すり足で静かに入場し、また退場する様はまさに神からの使いである。

外国からの参加者もまばたきもせずに鑑賞していた。堪能したことであろう。



会場前の様子



会議開催



第1回東アジア地方政府会合設立記念講演 岡本行夫氏

 7日午後5時から6時30分の間第1回東アジア地方政府会合設立記念講演会に参加した。
奈良県が平城遷都1300年祭の一環として開催したものである。(奈良公会堂にて)

新聞広告が出て応募し参加した。
参加した外国の代表は中国、韓国、インド、インドネシア、フィリッピン等である。これらの代表団一行も加わる、会場には一般の参加で約300人が傍聴した。

講演は2名が行い、次のような内容であった。
私には参考になる部分が多かったので紹介します。

  崚譽▲献△両来を見据えて」17時〜17時40分
   外交評論家 岡本 行夫氏
・ 20年前のベルリンの壁がなくなり、ソ連崩壊があって冷戦後の世界をどう見るかについ
 て世界の知識人がアスベンで今後の世界を話し合った。その時これからの新しい時代は、
 主権国家がプレーヤーではない、地域政府、地域共同体、個人が政治を動かしていく、
 と予測している。
  (その通りになっている) 
  
・ 今は個人個人のエンパワーメントが増強している。メール、IT,パソコンで世界中の
 人々に自分の放送局を持つ
。質問項目を入れ検索するとたちどころに何百万件がでる
 時代である。
  コミュニティが新しい意味合いを持つ時代。中央政府でなく皆さんが動かす。
  
・1300年祭はめでたい。伝統の上に新しいものを作ると強くなる。
 水あめはインターフェロンに、友禅染はコンピューターの配線基板に、刀を研ぐ石も00
 に使われている。
 
・コンピューターの前に座ると何でもできる。1500万件の情報の中から自分の知りたい
 ものをとりだす。デジタル時代はそのままでは駄目。これまで経験してきたアナログの
 直観力と熱意で予測する必要がある。伝統と近代的な技術、新しい組み合わせが大事
 になる。
 
2〜3年前のある調査で世界で200年以上続いた企業が5500社ある。その中で
 3140社(56%)が日本企業である。それだけ日本は安定している。2位のドイツは
 800社である。
 日本はスピードが遅く、改革も遅いと言う負の側面はあるが安定的な独自の文化に新
 しいものを入れると素晴らしいものが出来る。
 
・10年前の先進国と途上国の富の総体の比率は53;46であったが間もなく逆転する。
 その中でアジアが顕著に伸びている。

遡って1820年には世界のGDPー富の半分は中国(33%)インド(16%)であった。
 その時日本は3%だった。新興国が高まっているが以前は大きかったのである。
 新興国、途上国がひっぱるためにはアジアの連帯が重要である。政治もアメリカ
 一極から色々と広がりつつある。 
  
・今後どういう国が経済発展するかは人口の多いほうが顕著になっている。
 現在は技術が平準化し生産性が平準化している。例えば金型の技術は日本は
 圧倒的に強かったのであるが。
  
・IT,デジタル時代は数値で表わされる。パソコンでどこの国でも送れる。中国でも
 あまり変わらない。世界中の者が意欲があれば受けられる。
 MITには2000の講座がネットに公開されている。
 授業の内容、参考書、授業内容もパソコンでただで見ている。世界的レベルの
 授業をただで見ている。
  
・外国の大学で講義をすることがあるが、OCWを中国の学生がかなり見ている。
 インドは学生の半数が手をあげる。(見ている)グローバルラーニングに世界中の
 若者を駆り立てている。
 世界の技術力の差は総体化されている。生産は人口の多いところほど伸びる。

・多様性が必要である。同質性の日本は不得手である。1980年代、日本は強かった。
 肩で風を切った。色んな民族、価値観、多様性を乗り越えるところに国の強さが出る。
 これは世界の常識である。

・我々の環境が激変している。6000年前の人口は10億だった。1960年にはそれが
 38億と増加した。そかし環境を劣化し、資源を欠乏させている。
  
・新しいルール作りが必要である。COー2の削減もそうである。 アジア民族が活躍
 していない。 
ヨーロッパ27カ国はルールを作っている。アメリカ、多民族国家の
 価値観はルール作りが得意。日本は単一、ルールは作らずやってきた。
 東アジアはぶつかり協調共鳴し、新しいプラットホームを作ることは日本にとっても
 大事である。

・一番必要なのは平和、政治的安定である。意識的に努力しないと何時不安定化する
 か分からない。中国、日本、東南アジアは海洋権益をめぐる問題でほっとけば壊れる。
 冷戦時と変わらない。軍事力、統治の形態がバラバラ。
  
・民衆化方向に収斂して集団安定保障へ。一党独裁から完全民主主義へ。
 中央政府だけに任せてはいけない。支える地方政府、国際機関、個人が結束する。
 日米同盟はもう一度がっちりしたものにしなければならない。しかしこれに安住しては
 いけない。
 どうやって波乱なく維持できるか、インドまで含めたアジアの安全の枠組みが必要。

・日本の役割今の体制以外は選択の余地は無い。
 経済的には大変。物造りのトップという日本に製造業の居場所は無い。
 税制、労働法制、円高 〜 海外で生産することに専念するしかない。
 (大企業トップ意見)
 日本の産業の居場所が難しくなっている。
 
・日本は科学技術の開発力は凄い。2名がノーベル賞授賞した。
 今までは科学技術は政府の支援は無く民間がやっていた。
 アジアのリーダーであることは間違いない。根っ子の物造り。こだわり、真面目さ、
 粘り強さでアジアセンターとしての技術力は続けていく。分子レベルまで下がる。
 IT,バイオ、金属工学・・
  ・・・・・
    (聞き違いがあるかもしれませんがこういった話でした)

    
         
◆ 屮▲献∧顕酋ζ餌里硫椎柔とその条件」17時50分〜18時40分
   大韓民国初代文化大臣 東アジア地方政府会合実行委員長 奈良県立大学名誉
  教授  李 御寧(りーオーヤング)

  非常に一生懸命の話しでしたが通訳内容が判りにくく文章に出来ません。
 こういう会議では適切な通訳の選定は不可欠です。
 
(了)

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