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  • 2017.04.22 Saturday
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法隆寺夏季大学 (最終日) 大正大学 多田学長による 維摩経に学ぶ

 4日間の夏季大学もあっという間に終わってしまった感じである。
法隆寺サイドでも「どうぞまた来年お越し下さい」という感じで、また一方、聴講生達も来年も参加したいという意欲が読み取れる。

話は古代の事、聖徳太子の事、仏教の事などで興味のある事が多かった。また素晴らしい先生方のお話を聞けて良かったと思う。一級の先生ばかりであった。

同じ方が何回も講師で招かれたりするがその場合でも、その都度違う話をされるそうなので退屈することは無いとのことである。
夏季大学は60回も続いている。他に寺でこのような大学を開催しているところがあるのだろうかと思う。多分ないはずだ。

今日のハイライトは最後の授業、大正大学 多田孝文 学長による
 聖徳太子と維摩経に学ぶ 〜 理想的な人生の歩み方
であった。

多田先生は宗派は最澄・天台宗という。最澄をこよなく尊敬されていて「先輩」と呼んでいたのが何とも愛嬌があって説得力もあった。

話は面白く息をつかせぬ程であった。そして我々聴講生に勇気と希望を与えてくれるものであった。
〇 日本人は2万年来、豊かな自然に順応し、おだやか、素直、勤勉、やさしい、まじめ、和の心、敬いの心を育んできた。
〇 聖徳太子の憲法17条は日本人の持っている心遣いを文章にした。]造鬚發辰撞しとなす〜お互いにみんなでやる。厚く3宝を敬え〜総てに感謝せよ 上に礼なき時は、下ととのわず。下に礼なき時は似て必ず罪あり。〜家庭を例にとると親が秩序なければ子供は乱れる。子供が乱れたら最悪になる。親は親らしく、子は子らしく努めよ。0を懲らし善を勧めるは古のよき点なり・・・・・・つまり、17条の憲法は日本人の持っている心遣いを初めて文章にしたものである。この事を教育界、家庭に広げて欲しいと。

〇 1999年7月31日大正大学総合仏教研究所は中国チベット・ボタラ宮殿内の一室で現存しないといわれた「維摩経」のサンスクリット語原典を発見した。これは仏教研究における大発見といわれる。

維摩経」の考え方、不思議な魅力
・ すなおな心、これが仏教の道場である。
・ 体験から得た心、これが仏教の道場である。
・ すべてのために生きる心、これが仏教の道場である。
・ すべてとともに生き、生かされている心、これが仏教の道場である。                                         
                             「維摩経」仏国品

(維摩経ー香積仏品 第10)
仏士を浄める8条件先生曰く「この中の1つでも実践すれば必ず人生を悠々と闊歩できる」)
・衆生をギョウ益して、しかも報を望まず。
・一切衆生に代わりて諸もろの苦悩を受け、所作の功徳は尽くし以って之を施す。
・心を衆生に等しくし、謙下にして無碍なり。
・諸もろの菩薩に於いて、之をみること仏の如し。
・未だ聞かざる所の経は、之を聞いて疑わず、声聞と相い違背せず。
・彼の経を嫉まず、己れが利を高うせず。而も其の中に於いてその心を調伏す。
・常に己れが過を省みて、彼の短を訴えず。
・恒に一心を以って諸もろの功徳を求む。これを八方となす。

(多田先生について)
自らチベットで入手された貴重な維摩経を時間一杯懸命に教えてくれた。
元々前の授業が15分延長で遅れていたが、早くやめることなく1時間30分聴衆者に気遣いつつ予定通り内容は総て教えてくれた。

話の内容に色んな例えが、事例が入り聞いていて飽きなかった。
大正大学学長という要職に付かれているということであったがこのようなリーダーが今日本に必要だと思った。仏教の振興がますます必要になってきたことを実感した。


<夏季大学参加の感想>
講義は得て不得手もあって、こちらの勉強・知識不足で眠くなる授業もあった。
しかし、どの授業も本当に素晴らしいものであった。先生方の真剣さが伝わってきた。
講演が終われば大きな拍手が起こった。
生徒も皆さん立派だと思った。不満めいた話は全くなかった。また紳士淑女ばかりで品格さえ感じた。

また法隆寺の僧侶は10名いるということであったが今回接してみて皆さん親切であった。
法隆寺の印象が変わった。
ここには和の世界を実践されていて平和な空間であった。
日本初の世界遺産・法隆寺で夏季大学に参加できて誇りに思う。

また来年参加したい!

自分でメモした分を紹介したくブログにしました。 以上



生い茂る蓮の花 これから総ての花が本格的に咲き、実をつけます。

法隆寺夏季大学 3日目 表彰 護摩供養 

 夏季大学も3日目である。

午前中は「古代人の色彩観と美意識」について元奈良国立博物館長 濱田隆氏の講演であった。
次いで夏季大学5回目、10回目の参加者に対する表彰(記念品贈呈)が行われた。

夏季大学は複数回参加者も多く5回目、10回目と回数の多いものに対て表彰している。考えてみれば1回、2回位では法隆寺を理解することは全く困難で回数を重ねることによって理解が深まるということだろう。

東京から来られているという男性は今回2回目、来年も是非来たい、と話していた。
法隆寺の雰囲気と緑の多い奈良の自然環境は東京では見られない雰囲気があるという。

午前11時過ぎから護摩堂において護摩法要が行われた。
正面には不動明王、左側に聖徳太子像、右側に弘法大師像が飾られている中で僧侶が繰り返し繰り返し読経する。

のーまくさんまんだ ばーさらだーせんだん まーかろしゃだや そわたらうんたらたーかんまん・・・・・・・・・・・・・・・・(約20分繰り返し)

午後は「家庭の和」と題し信貴山 田中真瑞代表の話があった。
型破りのしゃべり方に拍手が起こった。宣伝もなかなか上手であった。

最近あまり耳にしない心の問題を捉えた内容であった。

 ―行無常 〜物事は変化する。 我欲はダメ
◆―法無我 〜世の中はみんなつながっている
 正しい知恵を持ってこの道理を如実に観察すべし。


「話した内容はこの本にあります」とのことで、つい言われるままに(一目でわかる毘沙門信仰の手引ー信貴山千手院 その場でサイン入り)を購入することになった。



表彰式



護摩供養 毎月28日に行われる。



法隆寺夏季大学 2日目 聖徳太子尊像

 今日は2日目である。 

講演 「太子のみてら法隆寺」 〜 2つの聖徳太子尊像
   神奈川県立歴史博物館館長  西川杏太郎 氏

概要
平安時代になると聖徳大使への信仰がさらに仏教各派にまで広がっていく。真言宗では聖徳太子の再来が空海であると言い、天台宗では中国天台の祖・慧思の生れ変わりであるとし、また浄土宗では太子は観音の化身であると・・・

そうした信仰に伴って聖徳太子の御影(画像、彫像)も鎌倉時代以降、数多く造られ、今も全国各宗派のお寺に太子像が安置されている。

聖徳太子の御寺法隆寺にも33体の太子像が安置されている。

つまり太子は日本の背骨の様な偉大な存在であり、全国どの寺に行っても太子像が安置されている。

その中で次の2体が特に重要である。

 \仔疎聖匣疏



この像は毎年聖霊会の料として太子の忌日・2月22日のみお出ましになるという。
法隆寺で最も重要な法会で太子像を先頭に行進をするという。
この像は太子の少年時代のお姿である。

◆\仔疎聖匳じ海里姿


    慧慈法師         卆末呂王          殖栗王          山背王 

                   太子周辺の童子達

法隆寺 夏季大学始まる。

 今日26日から(〜29日の間)、法隆寺において夏季大学が始った。
初日は8時30分から受付開始。

9時20分〜同30分 奉告法要
9時30分から11時00分  聖徳太子の精神  聖徳宗管長 大野玄妙
 〜聖徳太子と仏教の係わりの話が中心であった。

11時15分〜12時15分 太子の礎 平城京に花開く 帝塚山大学教授 森郁夫
 〜聖徳太子は有能な国際人で日本の発展の礎を築いた。

午後は記念撮影 500人が一同に

14時00分〜16時00分 伽藍特別拝観
 普通は見学できない伽藍を見学させて頂いた。
 地元の斑鳩から参加した人も感激していた。

<夏季大学参加者>
奈良からが一番多く、次いで関西地区、東京を中心とした関東圏が約20%であった。
東京から来たという男性は昨年に続いて2回目という。
この広い敷地、雰囲気が好きだという。
それに5回参加すれば立派な景品がもらえるので楽しみにしているとの話。
近くの安いホテルに泊っているとのこと。

30歳代の若い人も結構いたが大半が50〜60歳代が多かったようだ。
これをきっかけに更に仏教に関心が拡がるものと思う。
弘法大師は聖徳太子の生れ変わりという話も出ていた。

日本人は仏教思想こそを大切にすべきであろう。



授業風景



放水訓練 とにかく暑い中で多量の放水であったがあっという間に地面は乾いた。



法隆寺正面



伽藍見学 5組に分かれて拝観する。
とにかく暑い、暑い。水携帯が必要。
夏季大学は法隆寺にとっても毎年の大行事だという。

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